海南島
2012年02月28日
“木綿花”最盛期
海南島西部地区にあたる昌江黎族自治県などでは“木綿花”の季節を迎え、春を告げる美しい姿を一目見ようと観光客、カメラ愛好者などが多く訪れている。
“木綿花”は和名;キワタノキ、学名;Bombax ceiba、日本では観葉植物として人気のある“パキラ”のような葉を持ち、高さ10メートル程になる落葉樹。種子に長い毛があり、綿のように利用されていた為“キワタ”と呼ばれる。“パンヤ”“カポック”などと呼ばれることもあるが“パンヤノキ”とは別の植物。春3、4月頃、葉の茂る前に鮮やかな紅色や濃い朱色の直径12センチほどの五辧の花を咲かせる。広州市の“市花”。
海南島では昌江黎族自治県、白沙黎族自治県などの内陸部に多く原生し、山間に咲く姿や、田植えの終わった若苗の田園地帯を彩る幻想的な光景は近年人気が高い。年間通して暖かい“常夏・海南島”の「春の花」である。

【参考サイト】Travel海南島・海南島国際旅遊網(中文): 
http://www.898.travel/2012/0228/122758.html
【参考サイト】人民網日本語版: 
http://j.people.com.cn/94638/94659/7748628.html

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