海南島
2012年10月03日
儋州にも“騎楼小吃街”
海南の各新聞によると、先月9月25日海南島西部の儋州市那大鎮に於いて「儋州騎楼小吃街」の定礎式が行なわれた。オープンの詳細はまだ不明だが、儋州グルメと独特の文化に親しめるフードコート式の商業施設になる模様。
近年海南島では “食”をテーマにした商業施設の開店が相次ぎ、いずれも観光客のみならず地元住民にも人気がある。海口繁華街にある「海口騎楼小吃街」は海南島各地の“ご当地グルメ”が一品5~20元ほど、各店舗から好きな小皿料理を選び好きな席で食べられる。中国語が出来なくても値段が判りやすい、オーダーがし易い、お手洗い等に不安がないなどの理由から外国人観光客から評価が高い。澄万県の「福山コーヒー文化村」はコーヒーを中心とした喫茶軽食のフードコートで、飲食だけでなく買い物も広々とした園内で楽しめる郊外型の施設、高速道路出口にも近く、ドライブ途中の利用者が多い。
今回の「儋州騎楼小吃街」の建設される儋州は、農畜産物の種類が豊富な地域である上、古くから漢文化が流入し、土着文化と混じり合った独自の文化が発達した地域で、“ご当地グルメ”の種類もたいへん豊富。儋州の美食に舌鼓を打ちながら、地元の有名地方民謡である「儋州調声」に耳を傾けることが出来るというこの施設、観光客には喜ばしい施設となりそうだ。

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南海網(中文): http://danzhou.hinews.cn/system/2012/09/26/015001217.shtml

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