海南島
2020年07月10日
海南自由貿易港政策がイベント・企業・団体を海南島に引きつける!
先日発表された『海南自由貿易港建設総体プラン』(関連記事参照)は、海南島のスポーツ産業にとって新たな発展のチャンスとなりそうだ。海外企業の投資、貿易、資金移動、税制、人材の出入りに関する優遇政策により、国際大会や企業・団体の誘致が進むと見られる。
『総体プラン』によれば、eスポーツ企業は「関税ゼロ」「低減税率」「簡易税制」などの政策サポートを受けることができる。 グローバル・eスポーツサミット & テンスセント・eスポーツ年次発表会(Global eSports Leaders Summit and Tencent eSports Annual Conference)、及びTGC テンセント・デジタル文創節が今年は海南島で開催される予定だ。
また、簡便な出入国管理政策は、国際的な大会の開催にも有利に働く。海南省旅文庁長官の孫穎氏と国際卓球連盟特別商業顧問の季文元氏は、「国家卓球南方基地、T2ダイアモンドの競技場を永久に海南省に置く」という案に合意した。
海外企業の投資、貿易、資金移動に対する優遇政策は、海外の企業・団体の地域本部や中国本部の海南省移転を促すことにもなる。海南省旅文庁と国際モーターボート連盟は、「海南島にスポーツ産業パークを建設。国際モーターボート連盟の中国本部を海南島に設立し、F1パワーボート世界選手権の海南誘致も前向きに検討」という案に合意した。
このように、『総体プラン』発表と同時に多くの業界トップ企業が続々と海南マーケット開拓に着手しており、観光文化・スポーツ産業はその潜在力を大きく開花させそうだ。

2019TGC テンセント・デジタル文創節の会場の様子
2019TGC テンセント・デジタル文創節の会場の様子

詳しくはこちら:阳光海南网 2020.07.05(中文)

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