海南島
島紹介
昌江黎族自治県

昌江黎族自治県

鉄鉱山と木綿花の郷

西部に位置。人口約24万人、その内の約三分の一を黎族が占める。県城・石録鎮は中国最大の露天堀鉱山「石録鉱山」の街として有名。産する鉱物は鉄をはじめ、銅、コバルト、ニッケル、アルミニウム、金など。鉱山があるが故に鉄道の支線「石録線」が引かれている。“石録鉄城”などの別称で呼ばれ、荒々しいイメージだが、県全体はたおやかな自然が見られる地域。ことに春、「木綿花」の花開く3月から4月は、若苗の田畑を紅色の花が彩り、夢のように美しい。
白沙県にもまたがる国家級保護区「覇王嶺国家森林保護区」は世界的希少動物「ハイナンテナガザル」の保護区で、最近(2012年)には新生児が確認された。内陸の「皇帝洞」は一番広い所で、幅60m、高さ25mという、鍾乳洞や洞窟の多い海南島内でも最大級の鍾乳洞。
沿岸部には約20kmにわたって奇岩、砂浜の美しい景色の続く「棋子湾」や、海洋性湿地「海尾湿地公園」などもある。
西部地区産の「白斬乳羊」(茹で仔ヤギ)や新鮮な野草・山菜なども味わいたい。

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