海南島
島紹介
文昌市

文昌市

椰子生い茂る華僑の街

省最北端を含む北東部に位置。人口約56万人。三方を海に囲まれたこの地は、古くからの海上交通の要所。東南アジアへ進出した華僑の多くは文昌出身といわれ“華僑の郷”とも呼ばれる。教育熱心な土地柄で、数多くの政治家、軍人を輩出しており、近代史に名を残す“宗氏の三姉妹”の父・宋燿如もこの地の出身、旧家「宋氏祖居」は見学出来る。市街には島で一番大きな孔子廟もある。
「瓊劇」(地方京劇)や「文昌公仔戯・三江公仔戯」(人形劇)、元宵(小正月)に舞う「盅盘舞」など民間芸能が豊か。
海南省のなかでもずば抜けて椰子の樹の多いエリアで、東部沿岸の「東郊椰林」で欝蒼と茂る椰子林を堪能できる。現在この近隣にロケット基地と宇宙テーマパークを建設中。市街近くの「八門港」にマングローブ林の中をサイクリング出来る「八門港緑道」、眺望が素晴らしい東部沿岸の「銅鼓嶺」などもお勧めだ。近年全面改修を施した「文南老街」は「騎楼」の連なる美しい商店街で一見の価値あり。
海南名物料理といえば必ず名前の挙がる海南四大名菜「文昌鶏」の本場。

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