“ウエディングのメッカ・海南島”で行なわれるウエディング・エキスポ。ホテル、レストラン、衣装、婚紗（結婚写真）、貴金属、家具、家電、自動車関連、旅行業など様々な婚礼関連企業が一堂に会する。事前イベントとしてウエディング・カーの海口市内パレードも予定。期間中、無料シャトルバス「幸福号」が市内各地から運行。

2009年から始まったこの大会は年々規模が大きくなっており、質の高い参加者が国内外より集い演技を行なう。今大会では、有名武術者の講座や技術関連展示などを増やすもよう。中国伝統武術を通しての文化交流とスポーツ啓蒙、健康促進の場としてさらに魅力的な大会になることだろう。

今回で10回目を迎える観光交易会。略称「旅交会」と呼ばれる観光物産展。“海南四宝”と呼ばれる「黄花梨」（高級木材）「黎錦」（伝統織物）「沈香」（香木）「海澇磁」（海上がりの磁器）の展示、「椰彫」（椰子細工）「貝彫」（貝細工）など海南の観光物産の販売、旅行商品の紹介の他、省外と東南アジア及びアフリカの観光物産が出展。今年は会場がオープンしたばかりの「瓊州文化風情街」となった。「瓊州文化風情街」は海口郊外、美蘭国際空港と海口市街の中間、南渡河沿いに位置する新しい商業施設、明代風の趣ある木造展示館で、普段も海南観光物産の展示を行なっている。盆栽や庭石、銘木、花卉などを扱う「海南花卉大世界」を併設する広大な施設。

中国随一のサーフ・スポット、万寧にて開催される国際サーフィン・イベント。昨年からASP（The Association of Surfing Professionals;世界サーフィン連盟）の女子ロングボード公式戦“Swatch Girls Pro China”も開催（11月21～25日）され、ロングボードの年間女王がこの地で栄冠を手にする。その他体験イベント、“ミス・サーフィン・ハニー・コンテスト”など盛りだくさんな内容。

近年日本でも注目のボードスポーツ“カイト・ボード”の国際イベント。“カイト・ボード”とは大型のカイト（凧）を利用し風の力で、スノーボードほどの大きさのボードを滑走させるスポーツ。海上、砂地、雪面と多彩なバーンで可能なスポーツでだが、今イベントは勿論、海上が舞台の“カイト・サーフ”の大会。海口で初めて行なわれるPKRA（Professional KITEBOARD riders association）のワールド・ツアー・イベント。

今年で7回目の開催となる全島一周自転車ロードレース“ツアー・オブ・ハイナン”（中国名；環海南島国際公路自行車賽）。国際自転車競技連合（Union Cycliste Internationale,略称:UCI）のアジアツアーの中でもハイクラス2.HCのステージレース。昨年は日本から出場した愛三レーシングの中島選手が第2ステージで区間優勝を果たしています。今年のコースは20日三亜・陵水・興隆、21日万寧・瓊海・文昌、22日文昌・黄竹・定安・海口、23日海口・澄邁、24日澄邁・憺州、25日儋州・東方、26日東方・五指山、27日五指山・保亭・三亜、28日三亜周回、総距離1380kmの予定。

演劇、舞踏、オーケストラなど様々な舞台公演が上演される芸術イベント「海口之春」の第二弾。京劇人気女形・李玉剛（ユゥガン・リー）が中国四大美人を演じる中国歌劇舞劇院の「四美図」を皮切りに、「タンタァ」で世界的に評価の高いゴン・リンナのコンサート、シカゴのEnsemble Espanolによるフラメンコ、「マンマミーヤ」中国語版、日本でも“踊る精霊”として人気の民族舞踏家・楊麗萍（ヤン・リーピン）の舞劇「孔雀」、内蒙古オルドス市舞踏団、ロシア・クラスノヤルスク民族舞踊団、過去2年連続グラミー賞を受賞している南アフリカ・ソウェト・ゴスペル・クワイア、ドイツ・ハンブルグ交響楽団、中国伝統民間芸能の天津市曲芸団など多彩且つ高品質な中国国内外の13演目約30公演が5ヶ月にわたり上演される。