1982年から行われているワールドスヌ一カー(World Snooker 略称;WS)主催のスヌーカ一・プロ公式戦“ワールド･オープン"(前グランプリ)が2012年より 海口で開催される。賞金総額40万ボンド、参加選手は40名。中国はスヌーカーの人気が高く1997年より北京にで"チャイナ･オープン"、2007年より上海にで"上海マスターズ"などのWS公式ランキング･イベントが開催されている。海口での本大会の開催は2016年までの5年間。

全国3箇所5ステージで開催される中国国家体育総局主催のマウンテンバイク（MTB）の大会。2月23、24日に第1ステージ、2月28、3月1日に第2ステージが海南省中央部、屯昌県・木色湖に於いて行われる。種目は男子クロスカントリー、男子タイムトライアル、女子クロスカントリー、女子タイムトライアル。第3、第4ステージは3月15、16日と20、21日に浙江省寧波、第5ステージは4月12、13日湖南省長沙にて開催される。中国国内トップ選手が多数参加。屯昌での開催は4回目、海南省中央部に位置し緑豊かな屯昌県はMTBの普及に力を入れている。開催地・木色湖は省都海口から島中央部を南に貫く道路・海楡中線224号沿いにあり、利便性もよい。

楽東黎族自治県・黄流鎮の“元宵”（小正月・旧暦1月15日）の行事。中国各所で行なわれる「ランタン祭り」の一つだが、海南省内でも、この地域が最も華やか。ランタンに意匠を凝らし、“灯車”（灯りをともした華やかな山車）が練り歩く。楽東県は三亜市の西隣、黄流鎮は中国南部地域最大の塩田「鶯歌海塩場」に近く、高速道路の出口もあり三亜地域からは行きやすい。黎族の多く住む楽東県の中にありながら、古くからの漢文化地域で、漢文化と南方文化の入り混じった独特の文化を持つ。現在は「黄流民間芸術節」の名で行なわれている。

正月が明けた“元宵”（小正月・旧暦1月15日）に行なわれる海口・瓊山地区独特の伝統行事。起源は唐時代、元宵の「燈龍節」（ランタン祭り）の際に、道で逢う人と蝋燭や御香を交換したり差し上げたりしたのが、近世「花の交換」になったといわれる。親しい知人やお世話になった人だけでなく、誰と交換してもよく、気にいった相手や花に出逢ったら申し出て、お祝いの言葉を交わし交換する。カップルがお互いに交換しあったりすることから「海南島のバレンタインデー」などともよばれる。当夜は、ランタンの灯る街中に花を持った人々が溢れるロマンチックで心温まる行事。前日、当日には瓊劇の公演なども各所で行なわれる。

10月の“国慶節”と並び、中国最大の休日の一つ。2013年は元旦が2月10日（日）、休日期間は2月9日（土）から15日（金）。海南島だけでなく中国全土において交通機関の混雑、ホテル・観光地料金の春節価格、年越しの爆竹など、海外からの渡航には覚悟のいる時期でもあるが、新春を寿ぐ最も華やかな時期。全省各所で其々イベントがあり、どこに宿泊しても春節気分が味わえる。ホテルの窓から花火が見える所も多く、各観光地も春節飾りが飾られて大変賑やか。

海南省で行なわれるイベントの中で最も盛大なイベント。毎年持ち回りで主開催地が変わり、それぞれの開催地の文化やご当地グルメが楽しめる。主会場以外にも各地に地方会場が設けられ、様々な催しが開催される。2012年の開催地は屯昌県。海南島中部に位置する水晶鉱山「羊角嶺鉱山」と苦瓜で有名な県。

“CHINA SPORTS TROURISM EXPO 2012”は今年で6回目を迎えるレジャー産業におけるスポーツの発展や普及を目的とした博覧会、2010年より“国際観光島”である海南省で開催。今年のテーマは“体育旅遊・健康緑色”。
スポーツ関連用品の展示、海南省各地域のブース、国内スポーツ・アクティビティの紹介、スポーツくじ体験・紹介、アニメ・ゲーム関連ブースなど。ビーチバレーボールの大会、サバイバルゲームの大会、コスプレ・イベント、スカイ・スポーツのイベントも同時開催。

“福山珈琲”の名で中国全土に名高いコーヒーの産地・澄邁県で開催される“ミス・コーヒー・コンテスト”（原題は「2012澄邁“珈琲仙子”選抜大賽」）のグランド・ファイナル。全国から応募した18歳から26歳の美少女、美女達の中から“珈琲仙子”が決定される。ファイナリスト1名は、2年間澄邁県のコーヒー大使としての公務に就く。

海南省の少数民族・黎族の歌手選抜大会。各市県での予選後、12月13、14日に五指山市文化館にて行なわれるセミファイナルを経て、16日がファイナル大会。上位入賞者は来年2013年1年間、三亜檳椰河文化旅遊区内の黎家文化康楽園での演技業務の他、観光イベントや全国巡業に従事する歌手・演奏者の選抜会だが、同時に、黎族の歌・楽曲の採集や編纂・整理にも役立てるという、省や各地方政府の群衆芸術館（民間芸能保存・推進・伝承・啓蒙機関）も参与する、黎文化保存運動の一環。黎族は文字を持たない民族の為、書き起こした歌詞や譜面に起こした楽曲は、現在基本的には存在していない。そういった黎族民間伝承を記録し整理するという目的も持つ選抜会。海南省の民族文化を知る上で、興味深いイベント。

今年3回目を迎え、着実に知名度の上がりつつある大会。在中国の方だけでなく日本のマラソン愛好家にも徐々に名前が知られつつある。男子フルマラソン、女子フルマラソン、男女混合5キロのミニマラソンが行なわれる。今年から中国国内ポイントレースに昇格。中国国内ポイントレースは1月のアモイ国際マラソン（福建省）、5月の大連国際マラソン（遼寧省）、黄河口（東営）国際マラソン（山東省）、6月蘭州国際マラソン（甘粛省）、9月太原国際マラソン（山西省）、寧夏黄河金岸国際マラソン（寧夏回族自治区）そして海南儋州国際マラソンの7大会。

海南省の農業作物交易会でもっとも規模の大きい交易会、「冬交会」の略称で知られている。既に開催十四回目を迎え、参加業者は4500を超える。主会場は海口西海岸の海南国際会展センター、分会場として海口秀英区富教村の海南島現代農業示範園。四季を通じて農作物豊富な海南省は、中国で“冬の野菜籠”と呼ばれるほど、冬季の野菜・果物供給地としての重要度が高い。